【妊娠後期編】これだけは知っておきたい「やることリスト」

妊娠後期に入り、赤ちゃんとの生活に向けて準備を始めている方も多いのではないでしょうか。

長かった妊婦生活もラストスパートです!まだ先だと思っていたお産も、もういつ始まってもおかしくない時期に差し掛かってきますね。分かっていても急なお産の兆候には焦ってしまうものですので、早め早めの行動が大切です。

やることリストを参考に、今できることをやってしっかり備えておきましょう!

妊娠中のやることリスト <後期編>

妊娠8ヶ月(28~31週)

いよいよ妊娠後期に突入し、赤ちゃんの体の様々な機能が成熟し始めます。とは言っても、肺や脳・消化器官はまだ未成熟なので、早産には十分注意して生活しましょう。

ママの体は少しずつ血圧が上がってくる時期でもありますので、食べ過ぎに注意し、体重の急増に注意が必要です。

妊娠8ヶ月のTo doリスト
  • 入院バッグの準備をする
  • 胎動カウントを開始する
  • 赤ちゃんとの生活をシミュレーションする
  • 将来のマネープランを見直す(学資保険等)
  • 尿漏れ対策をする
  • 産休・育休の手続きを済ませる
  • 逆子体操をはじめる
入院バッグの準備をする
お産はいつ始まるか分かりません。正期産まではまだ時間がありますが、急な入院の可能性もあるので8ヶ月頃から入院バッグの準備を始めておくと安心です。
入院バッグの中身については、健診の際に病産院に確認してみてくださいね。私が入院バッグに入れたものはこちらの投稿で紹介しています!
胎動カウントを開始する
胎動は赤ちゃんが元気なことをママに伝えてくれる大事な手段です。2週間おきの健診でしっかり赤ちゃんの健康を確認してくれますが、ママ自身でも赤ちゃんの異変にいち早く気づけるよう毎日胎動に意識を向けてみましょう。
胎動カウントの方法
  • 毎日1回以上、できるだけ同じ時間に行う
  • ゆっくりと横になる(もしくは椅子にもたれる)
  • 胎動が10回動くのにかかる時間を計測する
  • 30分以上かかる場合はもう一度測りなおす

20~30分でカウントを終えるのが普通ですが、赤ちゃんは約20分周期で寝たり起きたりしているので、30分以上かかる場合には姿勢を変えてみるなどして、もう一度測りなおしてみましょう。

もし胎動がいつもより弱い、1時間以上全く動かないなど少しでも気になったら病院に連絡してみてください。

気のせいだったら病院に迷惑かも・・とか思う必要は全くありません。私も「胎動が少ない気がする」と感じて夜中に産院に電話したり、仕事を休んで予定外の受診をしたりしました。結局何も問題はありませんでしたが、産院では丁寧に検査をして話を聞いてくれ、とても安心できました。

尿漏れ対策をする
大きくなった子宮が膀胱を圧迫し、頻尿や尿漏れに悩まされることがあります。生理的なことなので気にする必要はありませんが、日常生活で困ることがあれば尿漏れパッドや生理用ナプキンを付けて対策しましょう。
また、ホルモンの影響で骨盤底筋が緩んでくるのも原因のひとつなので、骨盤底筋を鍛えるのも効果的です。
赤ちゃんとの生活をシミュレーションする
夜はどこで寝る?沐浴はどこでする?等、一日の生活を想像して、赤ちゃんと過ごす環境を整えておきましょう。
お産はいつ始まるか分からないし、退院したその日から赤ちゃんとの生活が始まります。赤ちゃんとの慣れない生活の中では、色々と考えたり買い物に行くのも難しいので、前もってイメージできているととても安心です。
将来のマネープランを見直す(学資保険等)
子供を一人育てるのに約3000万円ほどかかると言われています。
さらに家を購入したり、家族が増えたりすることも考えて、時間があるうちに将来のライフプランについて夫婦で話し合っておきましょう。
学資保険や積立投資などを活用して、今からしっかり備えておくことが大切です。
産休・育休の手続きを済ませる
9ヶ月頃から産休に入るママが多いと思いますので、職場に確認して産休・育休の手続きを済ませておきましょう。
産休に入ってから手続きに漏れがあると面倒なので、最終日に提出するのではなく、余裕をもって手続きを済ませることをおすすめします!
逆子体操をはじめる
この時期に逆子の場合、産院で逆子体操を勧められることがあります。
35週頃まではまだまだ自然に戻る可能性があるので、産院の指示に従ってストレスなく過ごすのが一番だと思います^^

妊娠9ヶ月(32~35週)

ママのお腹はどんどん大きくなり、仰向けの体勢で寝たり、かがんだりするのが辛くなってきているのではないでしょうか。この時期は、子宮の重みによる圧迫で血液循環が滞りやすいので、楽な姿勢を探して血流を良くすることが大切です。

後期つわりや腰痛に悩まされるママも多くなってきますので、辛い症状は健診で相談してみてくださいね。

妊娠9ヶ月のTo doリスト
  • 産後の手続きを確認する
  • 出産の流れを確認しておく
  • 陣痛タクシーに登録する
  • 水通しをする
  • 指輪・ネイルを外す
  • バースプランを立てる
  • 出産時の呼吸法を練習する
  • 34週までに里帰りを済ませる
  • 乳頭マッサージを始める
産後の手続きを確認する
産後にやらなくてはいけない手続きは意外と多いし、申請の期限も決まっていますので、今のうちに必要な手続きを調べておきましょう。
産後はゆっくり手続きについて調べる時間も余裕もないです・・!
横浜市の産後の手続きについてはこちらの投稿をご覧ください。
出産の流れを確認しておく
お産の流れを予習し、スムーズにお産が進むようにイメージトレーニングができていると安心してお産に臨めるかと思います!
陣痛タクシーに登録する
陣痛・破水時専用のタクシーがあります。破水時は普通のタクシーには乗れないこともありますので、お住まいの地域で登録できる陣痛タクシーに登録しておきましょう。
また、タイミングによってはタクシーがつかまらないこともあるので、複数のタクシー会社に登録しておくことをおすすめします。
水通しをする
新品の衣類に使われているホルムアルデヒドを除去し、糊を除去して生地を柔らかくするために、赤ちゃんの肌に触れるものは水通しをすることが推奨されています。
水通しをする前には洗濯槽の掃除も忘れずに行いましょう!
指輪・ネイルを外す
分娩時、指輪とネイルは外す必要があります。
帝王切開になった際に指輪が外れないと、最悪の場合指輪を切断することになるので、前もって外しておきましょう。
また、分娩時は指で酸素濃度を常に測りますので、ネイルも剥がしておきましょう。
バースプランを立てる
こんなお産にしたい、分娩時にこんなことをしたい、これはしないでほしい、といった希望を産院に伝えるものです。
特別な希望がない場合でも、後悔のないお産にするために気になることは事前に産院に確認しておきましょう。
バースプランの具体例はこちらの投稿からご確認ください。
出産時の呼吸法を練習する
いざ陣痛が始まってしまったら、呼吸をすることすら忘れてしまうこともあると聞きます。いきみ逃しに効く呼吸法もありますし、赤ちゃんにしっかり酸素を送るためにも、呼吸はとっても大事なのです!
立会い分娩をされる方は、パートナーの方にも呼吸法を勉強してもらい、横で呼吸をサポートしてもらえるといいですね。
34週までに里帰りを済ませる
里帰り先が遠方の場合、長距離移動は体に負担がかかりますし、妊娠後期は飛行機の搭乗制限がかかることもあります。産休に入ったら可能な限り早めに里帰りを済ませましょう。
乳頭マッサージを始める
母乳育児をするママは、早ければ出産の翌日から3時間おきに授乳が始まりますが、特に初産婦さんはほとんどの方が産後に乳頭トラブルで悩んでいる気がします・・。
私も乳頭に血豆ができてしまい、しばらくは痛みに耐えながら試行錯誤の日々。妊娠中に乳頭マッサージをもっとやっておけばよかったかなと少し後悔しています。
でも、正期産に入るまではお腹の張りを感じたらすぐに中止するようにしてくださいね。

妊娠10ヶ月(36~39週)

ついに妊娠期間も終わりが見えてきました。妊娠37週からは正期産に入り、赤ちゃんはいつ産まれてきても大丈夫になります。ママの体にも出産に向けて様々な変化が現れますので、出産の兆候に備えましょう!

出産間近になると赤ちゃんが頭を骨盤に押し込むため、子宮の位置が下がり、胃や肺の圧迫が軽減される人もいます。食べ過ぎには十分注意し、お産に向けてウォーキングなど無理のない範囲で運動をしましょう。

妊娠10ヶ月のTo doリスト
  • 破水対策をする
  • 破水・陣痛時の行動を決めておく
  • 運動する
  • パートナーと産後の役割分担を決める
  • チャイルドシートを取り付ける
破水対策をする

正期産に入ったら、いつ破水してもおかしくありません。出かけるときは必ず破水対策グッズと母子手帳を持ち歩くようにしましょう。

破水対策グッズ
  • 産褥ショーツ
  • 産褥パッド(Ⅼサイズ)
  • バスタオル
  • レジャーシート
  • ビニール袋(汚れたものを入れる用)
破水・陣痛時の行動を決めておく
どんなに心の準備をしていても、いきなり破水したり陣痛がきたらとても焦りますので、しっかりシミュレーションしてすぐに病院に向かえる準備をしておきましょう。様々なパターンを想定しておくと安心です。
また、パートナーや家族にも共有しておくと良いと思います。
私は破水した時はトイレからしばらく動けなかったので、トイレから自分で病院に電話だけして、夫に病院に向かう準備を進めてもらいました。
運動する
正期産に入ったら、自然にお産が始まるように積極的に動きましょう!今まではお腹が張ったらすぐに休むのが当たり前でしたが、お腹が張る動きを積極的に取り入れ、張っても動き続けてと言われたので驚きました!
お腹が大きくて激しい動きはできませんが、私は毎日マタニティヨガを30分、夫とウォーキングを1時間、スクワット10回を2セット、気が向いたら船漕ぎ体操をしていました。
パートナーと産後の役割分担を決める
産後、余裕がない状況で揉めないために、今のうちに役割分担を決めておくことをおすすめします。
私の場合、産後2週間くらいは会陰切開の傷の痛みで座るのも寝るのも辛く、授乳と簡単な料理以外はすべて夫に任せていました。
チャイルドシートを取り付ける
6歳未満の子供が乗車する際にはチャイルドシートを使用することが法律で必要とされています。
退院時に車で帰る予定の方は、前もってチャイルドシートの取り付けを済ませておきましょう。

最後に

長いようで短い妊娠期間、赤ちゃんが産まれたらノンストップで育児が始まりますので、今のうちにできることは済ませておきましょう。

この記事では妊娠後期にやることリストをまとめましたが、妊娠初期と中期についてはこちらをご覧ください。

【妊娠初期編】これだけは知っておきたい「やることリスト」
初めての妊娠で体の変化に戸惑ったり、いつ何をしたら良いか分からないという不安を抱えている妊婦さんの悩みを解決できるよう、妊娠中にやることリスト(妊娠初期編)を作成しました。今の時期にやってはいけないこと、すべきこと、やっておくと良いことをまとめています。
【妊娠中期編】これだけは知っておきたい「やることリスト」
初めての妊娠で体の変化に戸惑ったり、いつ何をしたら良いか分からないという不安を抱えている妊婦さんの悩みを解決できるよう、妊娠中にやることリスト(妊娠中期編)を作成しました。比較的動きやすい安定期のうちにやっておきたいことをまとめています。

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