初めての妊娠では、喜びを感じるとと同時に、未知の世界に踏み込んだ不安もたくさん感じます。
私も妊娠が分かった時は「嬉しい」という感情しかなく、舞い上がっていました。しかし、時間が経つにつれて自分の体に起こる不快な症状が増えていく絶望と、赤ちゃんに悪影響を及ぼす行為や手続きの事など、知らずに後で後悔したらどうしようという不安でいっぱいになりました。
そんな不安を経験したからこそ、同じ思いを抱えている妊婦さんの助けになればと思い、妊娠中に知っておきたい「やることリスト」をまとめました。
今の時期にやってはいけないことは?すべきことは?やっておくと良いことは?といった不安は解決できると思いますので、ぜひこの記事を参考にしてみてください!
妊娠中のやることリスト <初期編>
妊娠2ヶ月(4~7週)
エコー検査で胎嚢、卵黄嚢、胎芽が確認でき、早いママでは心拍の確認ができる時期です。
まだ妊娠に気が付きづらい時期ではありますが、赤ちゃんの器官が形成されるとても大事な時期なので、妊娠が分かったら以下のことに注意して生活しましょう。
つわり対策をする
葉酸を積極的に摂取する
感染症対策をする
禁酒・禁煙をする
薬の服用やレントゲン撮影は医師に相談する
正常な妊娠か産婦人科を受診する
- 異所性妊娠(子宮外妊娠)・・・受精卵が通常とは異なる場所に着床してしまった状態です。胎嚢が大きくなり破裂すると命に関わることもあるので、放置するととても危険です。
- 流産・・・妊娠22週未満で赤ちゃんが死亡してしまった状態のことです。放置すると出血や感染の原因となるので、手術によって排出する場合が多いです。
体調が悪い場合は職場に伝えておく
妊娠3ヶ月(8~11週)
つわりがピークになる時期です。ママの体は辛いですが、赤ちゃんは確実に成長しています。
心拍が無事に確認できたり、エコー写真で全身がしっかり映ったり、母子手帳をもらいに行ったり、「お腹の中に赤ちゃんがいる」ということをようやく実感できるママも多いのではないでしょうか
産院選び・分娩予約をする
役所に妊娠届を提出する
提出の時期に明確な決まりはなく、病院で妊娠の診断を受けたら、いつでも提出可能です。
赤ちゃんの心拍が確認できる5~8週のタイミングで、役所に提出するよう病院から指示されることが多いです。
母子手帳・健診費用補助券をもらう
役所に妊娠届を提出して受理されると、母子手帳と妊婦健診にかかる費用の補助券をもらうことができます。
母子手帳は妊娠中に何かあったときに、お母さんと赤ちゃんの状態を知るためにとっても大事なので、外出する際は必ず持ち歩くようにしましょう。
また、妊婦健診の費用は残念ながら自費です。健診の際には補助券を忘れないようにしましょう!
マタニティマークをつける
役所に妊娠届を提出するとマタニティマークのストラップをもらうことができます。
マタニティマークは飾りではありません。まだお腹が出ておらず、傍目からは妊婦であることが分からない初期こそ、マタニティマークを付けておくことが大事です。
外出先で体調が悪くなった時、事故に巻き込まれて病院で処置を受ける時など、妊婦であることが分からないと適切な配慮・処置が受けられない可能性があります。
自分の体と赤ちゃんを守るためにも、マタニティマークを付けておくと安心です
マタニティ下着をつけ始める
早い人は胸のふくらみを実感し始めます。乳腺の発達を邪魔しないよう、早い時期からゆとりのあるマタニティ下着をつけることをおすすめします。
また、きつい下着の圧迫でつわりの症状が悪化したり、不快だと感じることがあればマタニティ下着に変えてみると緩和されるかもしれません。
マタニティ下着を選ぶ際は、お腹まですっぽり覆ってくれる暖かいものや、通気性に優れた素材のもの、締め付けの少ないものなど、自分に合ったものを選ぶのもポイントです。
親族に妊娠報告をする
【3000人にアンケート】親への妊娠報告 いつ?どう伝えた?|ゼクシィBaby (zexy.net)
夫の親に妊娠報告をしたタイミングは次のとおりです。こちらも病院で心拍を確認した後のタイミングが一番多いようですが、自分の親と比べると少し遅めのタイミングで報告している人も多いです。
【3000人にアンケート】親への妊娠報告 いつ?どう伝えた?|ゼクシィBaby (zexy.net)
出生前診断を検討する
- 血清マーカー検査(クアトロテスト):15~17週
- NIPT(新型出生前診断):10~16週
- 絨毛検査:11~13週
- 羊水検査:15~19週
どこの病院でも受けられるわけではないので、希望する場合は検査を受けられる病院を探しておくとよいです。
妊娠4ヶ月(12~15週)
つわりが落ち着き始めるママは、食べ過ぎや動きすぎに十分注意してください。
初期流産の心配も大幅に減る時期ではありますが、無理は禁物です!
マタニティウェアの準備をする
妊娠4ヶ月は、多くの妊婦さんがお腹のふくらみを実感し始める時期になります。
締め付けの強いパンツ等は、場合によっては体調悪化につながる可能性もありますので、早めにマタニティウェアを準備するといいかもしれません。
妊娠線対策を開始する
妊娠線は、急激な体型の変化に皮膚の膨張が追い付かず、皮膚の表面の組織が断裂することによってできます。
妊娠線ができやすい場所は、お腹・胸・太もも・お尻です。できるかどうかはママの体重増加や体質、肌質によるものが大きいです。
一般的には7ヶ月頃から顕著に現れると言われていますが、早い時期から急激な体重増加に注意し、皮膚にクリームを塗って保湿をしておくことが大事です。
やっておいて良かったこと
医療費控除の準備をしておく
妊娠や出産にかかる費用は医療費控除の対象となります。妊婦健診や出産時等の入院にかかった費用は、必ず領収書を保管しておくようにしましょう。
また、通院の際の交通費も対象となるので、記録しておくと後で便利です。
パパに協力してほしいことを伝える
最後に
この記事では、妊娠初期にやっておくことをリストにまとめました。赤ちゃんとの生活を想像しながら、楽しく準備を進められるといいですね。
無理は禁物ですので、自分ひとりでやろうとせず、周りの人のサポートを受けながら準備をしていきましょう。
妊娠中期・後期編については別の記事でまとめていますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
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